ブートジョロキアで作った柚子胡椒
TAMACO-YAで1番辛味が強いのは
「青天の柚子胡椒」。
青柚子に青唐辛子の一般的な組み合わせと違って、
こっちは黄色柚子に真っ赤なブートジョロキア。
辛さは鮮烈。
スッパーンって、頭ごと持っていかれる感じが
痺れちゃう。
旨味は捨てた、辛味を追求した究極形態。
一般的な柚子胡椒とは
一線を画した狷介孤高な存在。
自分で書いておいて何だけど
「狷介孤高」=ケンカイココウとは
自分の意志を頑なに守って、他と妥協しない
そんな潔いものらしい。
辛すぎて、マジで鋼の舌を持つ猛者しか口にできない。
耳かき1杯でも汗が噴き出すもん。
じゃあ、なんでそんな危険 !?でハイリスクなもんを売るのか?
答えは簡単「コンフォートゾーンをぶち抜けたいから」
安全地帯の中でイキっていても見えるもんは知れてるじゃん。
青天の霹靂レベルの衝撃か?
そもそも「晴天ての霹靂」とは?
「晴れ渡った空に突然、雷が鳴る」ことから
急に起きる変動やら衝撃の意味。
ざっくり言えば「不意打ちパンチ!」みたいなものか。
で、言えばTAMACO-YAの柚子胡椒は当たりですね。
同じ文字面なんだけどね「青天」と書いて「アオテン」
と、言う単語があるの知ってる?
アメリカンフットボールでの業界用語なんだけどね。
これがまた最高でさ。
「ブロックされた選手が
尻もちをついて仰向けに倒れてしまう」こと。
この仰向けに倒された様子が
「青空を仰いでいるようだ!」と。
アオテンをさせた側は「俺ら強いぜっ!」だし
やられた方は、さぞや屈辱的であっただろうな。
あー、でも安心して。
ウチの柚子胡椒は天を仰ぐどころの騒ぎじゃないから。
口から火が吹くとはもっぱらの評判。
ウチの辛さは半端ないゾッ!ではあるけど、
空を仰いでる暇はない。